欧州のクリスマスデコレーションを勝手に評価する

欧州のクリスマスデコレーションを勝手に評価する

こんにちは、店主です。

前回の投稿から随分と時間が経ってしまいました。来年こそは物事を継続する力を身につけたいものです...。

最近は一週間だけオランダとベルギーに行ってました。街の雰囲気からクリスマスに対する並々ならぬ気合いを感じとったので、今回は勝手にデコレーションを評価したいと思います。

街中の至る所にツリー、あらゆるものがイルミネーションでデコられており、そして小売店も完全にクリスマス仕様のディスプレイと品揃え。

さすがキリスト教徒がメインの国〜!と思いましたが、外務省のHPによるとオランダは無宗教の人が大半を占めており、無宗教54.1%、キリスト教34.9%という割合でした。

外務省オランダ王国(Kingdom of the Netherlands)基礎データ

日本も大半の人は商業の文脈でクリスマスを楽しんでいますし、そういうノリなのでしょうか。ベルギーでの比率については書かれていなかったので、わかりません。

では、クリスマス仕様の街をご覧ください。


ベルギー | アントワープ | Beguinage
★★★☆☆

教会に隣接した家。リースに赤いリボンを巻きつけただけのミニマルなデザイン。こなれ感があり、とても良いですね。


ベルギー | アントワープ | 聖母大聖堂
★★★★☆

祭壇の両脇を控えめに、そしてしっかりと固めるツリーたち。おそらくTPOをわきまえて電飾のカラーはベーシックな白一色。 

教会の外には玄人感漂う垂れた枝が特徴的な巨大なツリーが。余談ですがこの大聖堂は「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」のセリフで有名なアニメの舞台となった場所です。

ベルギー | アントワープ | 市内中心部
★★★★☆

街中のイルミネーションは大体シンプル。寒くて心が折れそうでもキラキラを見ると、もう少しだけ頑張って歩こうと思えるので、イルミネーションはメンタルヘルスを健やかに保つための北国の知恵かもしれないと思いました。

オランダ | ロッテルダム | 市内
★★★★☆

住宅街付近の川沿いを歩いていたら唐突にツリー。こういう手作りのゆるいもの好きです。


オランダ | アムステルダム | アムステルダム国立美術館周辺
★★★★★

電飾の巻き方が雑でとても良いなって思いました。近くの小売店が並んだ通りも色もシンプルに白色だけで統一し、控えめにキラキラ輝いていてお上品で大変好みでした。

以上、勝手にデコレーションを五段階評価してみました。来年のクリスマスを盛り上げるヒントになりましたら幸いです。

現地の道具屋でヴィンテージものを少しだけですが買い付けることが出来たので、近日中にご紹介できればと思います。
では、お楽しみに〜